ちー母のお気楽な日々

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zoom RSS マーゴくんの話(1) 広汎性発達障害

<<   作成日時 : 2006/08/25 22:46   >>

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私の大事な甥のこと。

これから書くことは、私が自分なりに理解したことなので、間違いもあるかもしれない。
そういう点をみつけた方は教えてください。

広汎性発達障害とは、自閉症だけでなく自閉症的な状態もすべて含めた言い方だそうだ。
この広汎性発達障害のなかでも、知的な発達や言葉の遅れがないものを、高機能広汎性発達障害とかアスペルガー症候群といったりするようだ。

甥は現在5才。
3才になる前から、妹はなんとなく「おかしい」と感じていたようだ。
保健婦に紹介された市の療育施設に通い出したころ、妹は泣いてばかりいた。
「わたしのせいだ」「どうしてうちの子が」・・・・・
その妹も強くなった。

甥は私のことを「おばあちゃん」と呼ぶ(爆)
だからここでは甥のことを便宜上「マーゴくん」と呼ぶことにする。
きっと彼にとっては、「おばあちゃん」も「おばちゃん」も違いが無いのだと思う。
だからどちらで呼びかけられても返事をしている。
ちなみにちー父は「おじいちゃん」で本当の祖父母は「ばあちゃん」「じいちゃん」だ。

帰省中、ちー父が1日先に千葉の家に向かった。
私が一人で寝ていた部屋をのぞいたマーゴくんはこう言った。

「おじいちゃんが行っちゃったから、おばあちゃんは一人でねてたのね」

ごく普通。でもこの次の会話は成り立たない。
だってマーゴくんは言いたいことだけ言ったら、こちらが話していようがお構いなしで興味のある方へと走っていってしまうから。
5歳児くらいならみんなそうだと、私は思っていた。

広汎性発達障害の特徴として4つのことがあげられている。
(1)人とのやりとりが苦手
(2)言葉や身振り、表情等がうまく使えないし理解も苦手
(3)想像することが苦手
(4)パターン的なものへの強いこだわり


マーゴくんも「おばあちゃん見て!」とやたらと話しかけてくるが、こちらが積極的にかかわろうとすると、するすると逃げていく。
マーゴくんを診た小児精神科の先生は「この子は人と関わり合いたいという願望がとても強いのに、それをうまく消化できないでいるので、大人がきちんとフォローしてあげないといけない」と言ったそうだ。
「見て見て」と呼びかけておきながら、相手が積極的に接してくるとそれをうまく処理できなくてパニックになる。
パニックになると「あぁ僕はダメな子なんだ」と思ってしまう。
そういうことが繰り返されると、うちにこもってしまう。

レゴブロックでなにやら作っていたマーゴくん。
「おばあちゃん見て!ドライブスルーなの!駐車場なの!」
一瞬なんだかよくわからなかったのだけど「ふ〜ん、そうなの」ととりあえず相づちを打つ。
「見て見て!買いにきたの!」どうやらマクドナルドのドライブスルーを作ったらしい。
「いらっしゃいませ。350円です」と言ってみた。
ゲラゲラ笑うマーゴくん。
やった!これもコミュニケーションだよね!
このあと、マーゴくんが作った駐車場を褒め称えたら、テーブル一面に広げてしまって、夕飯のおかずを並べるのが、一騒動だった(笑)

発達障害とは、ある意味強烈な個性なのだと思う。
その個性が、その子にとって負の意味を持たないように、周りのものが配慮する必要があると思う。
私にできることはなんだろうと考えた。

こんな風にブログを通じて、マーゴくんのことを紹介することを、妹は快諾してくれた。
私にできることは、マーゴくんを通じて私が理解したことを、こうやって多くの人に紹介すること。
これから、思いついたときに「マーゴくんの話」として書いていこうと思っている。


今回、私が参考にした本
「アスペルガー症候群(高機能自閉症)のおともだち」ミネルヴァ書房
「十人十色なカエルの子 特別なやり方が必要な子どもたちの理解のために」東京書籍


※物騒なご時世だし、内容が内容なので今後も甥・姪の実名を出さないようにしようと思います。ご協力お願いします。

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悩める10歳
やっと姪にプチくまを送ろうと、手紙を書くことにした。 ...続きを見る
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2007/06/13 18:52

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